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[BOOKデータベースより]
こんにち個人の未曾有の画一化の時代を生きている私たちには、まだ〈個人〉になにを期待することが可能なのか、個人主義の領分としてなにが残されているか。ルネ・ジラールの模倣的欲望論、スケープゴート理論を軸にして、近現代の本質的問題をその淵源から解き明かす。
序章 ルネ・ジラール―懐古的肖像
[日販商品データベースより]第1章 ミメーシスと暴力―ジラール理論=仮説素描
第2章 ロマン主義の神話と小説の真実―夏目漱石『行人』論
第3章 暴力的人間と人間的暴力―深沢七郎の世界
第4章 反時代的な考察―ルネ・ジラールとミラン・クンデラ
第5章 “個人”の行方―二、三のスケッチ風随想
個人の画一化が進む中で、対立や競争が激化し暴力にまでいたるのはなぜか。ルネ・ジラールの模倣的欲望論、スケープゴート理論を軸にして、近現代の本質的問題をその淵源から解き明かす。