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[BOOKデータベースより]
本書は、ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』の一文を導きとして、現在では「ミナミ」として知られる大阪の旧市街地南部の歴史を1880年代(明治中期)〜1920年代(大正・昭和初期)のなかで観察し、盛り場、貧民街、市場、商店街、遊廓など、さまざまな場所の創出や変容、そしてその消滅を「場所の系譜」としてたどり記述する試みである。
第1章 大阪の「市区改正」計画―悪疫流行時の衛生行政を中心に
第2章 「名護町」取り払い計画―大阪初のスラムクリアランスをめぐって
第3章 木賃宿街「釜ヶ崎」の成立とその背景
第4章 黒門市場の成立事情
第5章 盛り場「千日前」の系譜
第6章 飛田遊廓以降の花街と土地開発
第7章 消費される都市空間―遊歩者たちの足どりと語り