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- 〈育てられる者〉から〈育てる者〉へ
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関係発達の視点から
NHKブックス 938
- 価格
- 1,276円(本体1,160円+税)
- 発行年月
- 2002年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140019382
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関係発達の視点から
NHKブックス 938
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[BOOKデータベースより]
少子・高齢化を迎えた日本社会のなかで、人は子どもを生み、育てることにためらいと、惧れを抱えている。育児不安、乳幼児の虐待、いじめ、学級崩壊、そして「キレ」る子どもたち、子どもが育つ=育てられる環境は、悪化する一方だ。それは、養育者=「育てる者」と子ども=「育てられる者」の関係の悪化でもある。人間は「育てられる者」として生まれ、「育てる者」になるという生涯過程を繰り返す。「育てる者」として成熟するためには、「育てられる者」との相互関係が重要である。「育てられる者」を、一個の主体として、ありのままを充分に受け入れること、そして「育てられる者」からのフィードバックから、子育ての喜怒哀楽を認識すること。関係発達という考え方から子育ての根源を問い直す。
第1章 「育てる者」になる難しさ(歴史的、巨視的にみた「少産化=少子化」の問題;わが国の現在の少産化=少子化の問題 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「育てられる者」から「育てる者」へ(世代間伝達とリサイクル;これまでの発達心理学の問題点 ほか)
第3章 乳児期、幼児期の関係発達(「育てる者」へのはじまり;乳児期前期の関係発達 ほか)
第4章 学童期、思春期、青年期後期、成人前期の関係発達(学童期の関係発達;「評価的なまなざし」の問題 ほか)
少子高齢化社会を迎えた日本は、いまや「育つこと」が難しく「育てること」が難しい状況を生み出している。子どもとの相互作用のなかで、育てる者が成熟するという関係発達論の考え方から子育ての根源を問い直す。