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【1998年12月発売】
[BOOKデータベースより]
公共での議論からいかにして政治が生まれるのか。ハーバーマスの魅力ある構想を、ルーマン、アレント、ヘラーらの議論とつきあわせながら肉づけし、多元的社会において可能な「熟議の民主政」を追求する、鋭利な憲法解釈論。
第1章 憲法パトリオティズムとは何か―国家の基礎づけをめぐって(「ドイツ人としてのアイデンティティ」を求めて;前政治的所与としてのナツィオンと国家? ほか)
第2章 熟議の民主政を求めて―システムと複数性との間で(機能的に分化したシステムとしての民主政―ニクラス・ルーマン;コミュニケーションの力と代表的になされる討議―ユルゲン・ハーバーマス ほか)
第3章 民主政の歪みとは何か―アメリカの政治資金規制論議を中心にして(日本の問題状況から;連邦最高裁判決の流れと理論の選択肢 ほか)
第4章 国民に直接の決定を求めうるか―アメリカの直接民主政をめぐる議論から(直接民主政と「善意の市民」;イニシアティブの「産業化」と連邦最高裁判決 ほか)