- ハイデガー=存在神秘の哲学
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2002年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061496002
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
[BOOKデータベースより]
この世に「在る」ことに何の意味があるのだろう。難解なハイデガーの思索を解きほぐし、存在の深奥を見通す。
第1章 生の実感(存在を問うとはどういうことか;この世の旅人 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 道―存在解読のメチエ(道としての哲学;変容回路の構造 ほか)
第3章 世界劇場(世界に夢中;ダブルなわたし ほか)
第4章 存在神秘の証明(在りて無き世;底は底なし ほか)
第5章 惑星帝国の歩き方(遠くばかり見ていた;治せない病 ほか)
この世に〈在る〉ことに何の意味があるのだろう。
難解なハイデガーの思索を解きほぐし、存在の深奥を見通す!
この世と出会い直すために――
この本を書くにあたり、なにより導きの糸になったのはハイデガーである。だが、それにしてもなぜことさら、ハイデガーなのか。理由はじつに簡単。存在の味(意味)について、まともに考え、ちゃんと応接してくれる哲学者は、かれひとりしかいないからだ。
ぼくもあなたも死ぬ。その死のとき、こうして生まれ、この世に存在し、そして死ぬことの意味を得心して死にたいとおもう。すくなくとも、ぼくはそうおもっている。
哲学。それはまさに、そんな得心のための思考のいとなみのはずである。だが、にもかかわらず、哲学の歴史をみるとき、ぼくたちのそんな質朴だが痛切な問題に、こたえてはこなかったようにおもわれる。
生きて在るって、どういうことだろう。この世はなぜ存在するのか。そんなこの世にぼくが存在しているのはなぜか。
この本は、そんな「存在への問い」をもういちど堀りおこしながら、それにこたえていこうというものだ。――(本書より)