ポスト・テクノ（ロジー）ミュージック

拡散する〈音楽〉、解体する〈人間〉

大村書店
久保田晃弘　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2001年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784756320261

内容情報

[BOOKデータベースより]

“音楽”“テクノロジー”“人間”、相互作用するクリティカルな関係性の探求。

デジタル表現の四つの特徴―ポスト・テクノ（ロジー）ミュージック序論
テクノ（ロジー）の社会学
「反復だからといって退屈とは限らない」―ジャズ、テクノなどにおける反復性の不確かな評価について
今日のポップ・ミュージックにおけるデジタル性の諸問題―サンプリング、サウンド・エフェクト、サウンド・デザイン
表現メディアとしてのコンピュータとネットワーク
「音楽」の消滅とその“痕跡”
「革命」はインターネットではストリームされない
私にとっての機械仕掛けの神、または単なるツール・ボックス
ネットワーク上の音楽スタジオ―ＧＮＵｓｉｃプロジェクトの意味を再考する
オヴァルプロセス講義―オヴァル的メソッドとその音楽アプローチ〔ほか〕

[日販商品データベースより]

「テクノロジー」と「人間」の共時的な関係を、音楽をモデルに探究した論文・対談集。「テクノ」をキーワードに、今日のクラブやＤＪ、デジタル技術やインターネットを社会的、文化的に考察。