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- 分子生物学のためのバイオインフォマティクス入門
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生物情報解析の理論とアルゴリズム
Introduction to computational molecular biology.共立出版
ジョアン・カルロス・セチュバル ジョアン・メイダニス 五条堀孝 遠藤俊徳- 価格
- 5,830円(本体5,300円+税)
- 発行年月
- 2001年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784320055803
[BOOKデータベースより]
本書は、分子生物学におけるコンピュータ科学的問題と、解を得るための効率的なアルゴリズムの代表的な例を示すものである。
第1章 分子生物学の基本的概念
[日販商品データベースより]第2章 文字列・グラフ・アルゴリズム
第3章 配列比較とデータベース検索
第4章 DNA断片のアセンブル
第5章 DNAの物理的地図作り
第6章 系統樹
第7章 ゲノム再編成
第8章 立体構造予測
第9章 エピローグ:DNAを用いたコンピュータ
ポストゲノムシーケンシング時代において、これまで以上に配列情報の系統的解析が重要を増している。これに伴い、配列情報解析のための背景知識を持った情報科学系と生物系研究者が要求されている。本書は、「バイオインフォマティクス」とも呼ばれるこの分野の研究手法について、基礎的かつ系統的な理論的解説を目指した入門書である。とり上げる話題は、生物学的基礎およびダイナミックプログラミング法やグラフ理論の基礎の解説に始まり、これらを用いた相同性検索などのアルゴリズムやゲノム解析に欠かせないフラグメントアセンブルや組換え問題、RNA・タンパク質の高次構造、DNAコンピュータまで多岐に渡っている。対象読者は情報科学系の学部レベルの学生以上を想定しているが、生物系読者でも読み進めて行くことに大きな困難はないはずである。後者は必要に応じ情報理論の参考書を参照してほしい。実践的解説が多いなか、むしろ理論的背景を知り、それを使って新規や既存のアルゴリズムの開発や改善を行いたい人に適した書といえる。