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[BOOKデータベースより]
『鏡子の家』の父親はなぜ家から追いやられているのか?『春の雪』の冒頭はなぜ日露戦争の写真の話で始まっているのか?―など、これまで見過ごされてきた地点から作品世界を捉え、“魅せられる精神”の運動体として三島文学の全容を浮び上がらせる。“批評”と“研究”を融合させた本格的三島論。
第1部 「投身」の運動(憧憬の構造―“原形”としての『花ざかりの森』“終末”への抵抗―“中世”の表象 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 超越と魅惑(距離の崩壊―『愛の渇き』と『青の時代』の分裂;魅せられる者と魅せられない者―『禁色』における転換 ほか)
第3部 天皇の表象(“他界”の影―『鏡子の家』の反・ニヒリズム;不在の中心―否認される“父親” ほか)
第4部 輪廻する霊魂―『豊饒の海』世界(優雅の行方―『春の雪』における“転生”;模倣する行動―『奔馬』のなかの“劇” ほか)
いままで見過ごされてきた地点から三島作品世界を新たに捉え直し、「魅せられる精神」の運動体として三島文学の全容を浮かび上がらせる。「批評」と「研究」を融合させた本格的三島論。