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[BOOKデータベースより]
科学は現代人にとって神となった。16、17世紀以来の自然の「数学化」は一つの仮説にすぎないのに、事物から色や匂いや味や固さや音をはぎ取り、私たちの日常の暮しの世界を無視するかのごとく、独り歩きし、今や「死物世界」として地球を覆い尽くした。そこには人々の豊かな感情も時間も存在しない。人間が生きた確かな足跡ともいうべき「歴史」は抹殺された。本書は、近年の遺伝子学全盛の古代研究への疑問等を題材に、西洋近代精神の中核を占める科学と真正面から対峙し、人間存在の本質と意味を問う。
第1章 歴史と自然(日本文化の背後にある縄文文化;原理主義を欠く原理を持つ日本人;森の生態系の中で熟成した自然観 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 歴史と科学(科学と「人間的あいまいさ」の関係;自然科学は現代人の神である;科学は発展したが「真理」からは遠ざかった ほか)
第3章 古代史のあつかい方への疑問(砂漠の文化の基準で森の文化は測れない;歴史学は科学に偏りすぎてはいけない;「二重構造モデル」の重大な過誤 ほか)
文字や言葉では表わせない、見えないものを見ようとしなければ「歴史」は語れない。「科学」に支配された歴史学への根源的懐疑と挑戦。