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- ただ去るが如く
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- 価格
- 922円(本体838円+税)
- 発行年月
- 2001年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041911051
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[BOOKデータベースより]
5年前、組の幹部を殺害して大阪を後にした橋爪優作は、北陸の海辺の町で所帯を持ち、一見かたぎのような生活を送っていた。だが、その裏では元タンカー乗りの老人と手を組み、“表沙汰にできない金”を強奪するという裏仕事に手を染めていた。冬のある日、京都のお茶屋で闇献金を奪取した優作は、旧知の女実業家に現場を押さえられ、ありがたくない仕事を押しつけられる。ある業者から広域暴力団、共和会に渡る3億円の横取りだ。やむなく女の言い分を受け入れた優作は、因縁の男たちと対峙することになるが…。傑作ロマン・ノワール。