鳥の博物誌

伝承と文化の世界に舞う

河出書房新社
国松俊英　

• 価格: 2,090円（本体1,900円＋税）
• 発行年月: 2001年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309251431

内容情報

[BOOKデータベースより]

大空を自由に飛ぶ鳥に、人はどんな思いを託してきたのか。白鳥伝説、三足烏の謎、鷹狩り、鵜飼、鴬の鳴合せなどなど、人と鳥との関わりを渉猟。図版多数収録。

１　ホトトギス（時鳥）―鳴いて血を吐く夏の鳥
２　ツル（鶴）―長寿を保つめでたい鳥
３　タカ（鷹）―天皇や将軍が愛した猛き鳥
４　ハクチョウ（白鳥）―霊界へ飛ぶ白いつばさ
５　トキ（朱鷺）―絶滅の道を歩んだ悲運の鳥
６　ウ（鵜）―貪欲に魚を飲み込む
７　フクロウ（梟）―英知の鳥か凶兆の鳥か
８　ウグイス（鴬）―さえずりで人を魅了する
９　カラス（烏）―霊力を持つ神の使者

[日販商品データベースより]

人間は古代から鳥を食べ、愛で、利用し、畏敬し、鳥と深くつきあってきた。大空を飛翔する鳥に憧れ、そこから多くの神話・伝説・文学が誕生した。白鳥伝説、三足烏の謎、鵜飼など人と鳥との関わりを渉猟する。