- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- だだずんじゃん
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2001年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784900963153
[BOOKデータベースより]
川崎洋、待望の少年詩集。この詩集には「おいしい日本語」がいっぱい詰まっています。
1 だだずんじゃん(なかま;おめでとう ほか)
2 ことばかくれんぼ(ことばかくれんぼ;なぞなぞ ほか)
3 づくし(てんづくし;まいまいづくし ほか)
4 とんちんかん(とんちんかん;食べたり飲んだり ほか)
5 でるでるモモタロウ(でるでるモモタロウ;けるけるウラシマタロウ ほか)
ロングセラー『しかられた神さま』(理論社)『どうぶつぶつぶつ』(岩崎書店)の詩人・川崎洋が和田誠とコンビを組んで贈る、ほんわか心なごむ名詩集。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 中高生のための短歌のつくりかた
-
価格:1,793円(本体1,630円+税)
【2023年03月発売】
- 連句遊戯
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2010年07月発売】
- 幸せの確率
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2021年06月発売】
川崎洋さんの詩は、味わうというよりも楽しむ詩だと思います。
この詩集の中でも、川崎さんの詩がリズミカルに、パズルのように、時には苦しみながらのこじつけのように展開されています。
子どもにとってはとても重要な言葉遊びの世界です。
多分、子どもたちには、自分たちなりにも作れるのではないかという、サンプルのようなおもむきがあって、繰り返し音読していると、子どもたちが親しみを持ってくれる、そんな世界です。
この本は、そんな詩のオンパレードですが、中の一編の詩が私をくぎ付けにしました。
「きのうより一回だけ多く −阪神大震災で被災したきみへ-」。
口からではなく、心から溢れてきた思い。
思い切り川崎さんのファンになってしまいました。
おもいきり川崎さんのファンになってしまいました。
この詩集を読む子どもたちに、あの大震災で被災した子どもたちへのメッセージを伝える。
子どもたちへの思いを伝える。
素朴な言葉で連ねられた川崎さんの思いは、そのまま3月11日の大災害で被災した子どもたちへの言葉だと思いました。
言葉遊びと言ってしまいました。
言葉遊びも、子どもたちの心の成長に寄せる、川崎さんの思いに違いありません。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】