論集・ドストエフスキーと現代

研究のプリズム

多賀出版
木下豊房　安藤厚　

• 価格: 10,450円（本体9,500円＋税）
• 発行年月: 2001年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784811560212

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　作品分析（『罪と罰』、隠された女神たち―ラスコーリニコフの下宿空間をめぐって；『白痴』における笑い　ほか）
第２部　比較・対比研究（ドストエフスキイと村上春樹―現代日本における「物語」の運命をめぐって；ディケンズとドストエフスキー―『オリヴァー・トゥイスト』と『罪と罰』をめぐって　ほか）
第３部　バフチンの視点をめぐって（生成するテクスト―バフチンのふたつの『ドストエフスキー論』；ドストエフスキーにおける「声」と「顔」の主題を問題化するために　ほか）
第４部　精神分析・宗教的視点から（ドストエフスキーの読者について；ドストエフスキーの近代科学観―模倣の欲望と嗜癖的関係性　ほか）
第５部　研究ノート（ドストエフスキーとユダヤ人問題・覚え書き；ドストエフスキーとダニレーフスキイ―クリミア戦争をめぐって　ほか）