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[BOOKデータベースより]
明治二十年代になって成立した出版社・取次・書店という近代出版流通システムは日本の近代文学の誕生と期を同一にしている。近代出版流通システムの明治後半の成長は多くの出版社を発生させ、作者・出版社・取次・書店・読者という近代読者社会を形成させるに至った。“文学”も“文学者”もこれらの生産・流通・販売のなかでつくられたのであり、“文学”の経済が立ちあがるのである。こうした視点から編まれた本書はかつてなかった近代文学アプローチであり、スリリングな読解と発見に充ちている。
作品・人格・生活(漱石評価転換期の分析―『彼岸過迄』から漱石の死まで;近松秋江と「人生批評」―「疑惑」評価を軸として;「慰めの女」―江馬修『受難者』の時代)
文壇・イデオロギー・無意識(大正六年―文壇のパラダイム・チェンジ;大正八年の芥川龍之介;文学と科学が出会うとき ほか)
文学・出版・経済(経済活動としての“文学”―明治末年から大正八年まで;大正九年、出版ビジネスは“文学”を自律させた―「読売新聞」コラム「読書界と出版界」から;有島武郎―“市場社会”の中の作家 ほか)
第二の「文壇黄金時代」を探究する―あとがきにかえて