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[BOOKデータベースより]
著者の研究は、中世史の応用問題ともいうべき大和国と興福寺から始まり、藤原摂関家の究明へと進み、権門裁判の究明という方向に向かって、荘園、および荘園制の研究へと邁進した。本書には、活字となっていないものも含めて、その成果を収録している。
序章 荘園制成立史研究の視角
第1章 院政初期の立荘形態―寄進と立荘の間
第2章 荘園所職の成立と展開
第3章 荘園制的文書体系の成立まで―牒・告書・下文
第4章 興福寺院家領荘園の形成
第5章 もうひとつの日根荘―嘉祥寺領和泉国日根荘について
終章 成果と課題
付編1(摂関家領荘園群の形成と伝領―近衛家領の成立;播磨国大部荘の開発と水利)
付編2(平安後期における大和国司;摂関家の南都統制について―勧学院弁別当を中心に;平安後期公家訴訟制度の研究―院政期の権門裁判を中心に;公家領荘園の形成とその構造)