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[BOOKデータベースより]
「月光は十九の胸にさし入りぬわが身ひとつの秋にはあらねど」百人一首が盛んな津和野に生れ育った著者が、思いの丈をこめて作った、安野版百人一首+エッセイ。
歌かなし終戦の夜は歩哨にてわがころもでは露にぬれつつ
[日販商品データベースより]小春日に乙女の色のひるがへりころもほすてふ天のかぐ山
旅の宿窓うつ氷雨行く秋のながながし夜をひとりかも寝む
伏流の神酒たてまつる大観の富士の高嶺に雪は降りつつ
村祭りはじめて紅をさす子らの声聞く時ぞ秋はかなしき
うた響くアルバイシンの家並みの白きをみれば夜ぞふけにける
シエナではワインの色に酔ひたまふ三笠の山にいでし月かも
わが庵は姥捨山の麓にて世をうじ山とひとはいふなり
黒髪の色あせぬ間と思ひしにわが身世にふるながめせしまに
たとふればイスタンブールの人混みは知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕
著者が愛する「百人一首」の第1首から100首まで、本歌に添いつつ自らの歩みの跡をパロディにして歌い込み、想いの丈を綴る。