大小暦を読み解く

江戸の機知とユーモア
あじあブックス　０２５

大修館書店
矢野憲一　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2000年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784469231663

内容情報

[BOOKデータベースより]

暦の売買が禁じられた江戸時代に、人々は、「大の月」「小の月」を知るために大小という暦を作りました。その様々なアイデアは、実用を超えたすばらしいものでした。興味津々の暦２００枚。巻末に「大小暦早見表（貞享以降）」を付しました。

第１章　こんな暦がありました（西向くサムライ；不便な旧暦　ほか）
第２章　さあ大小を読み解こう（手はじめの大小；大小の楽しみ）
第３章　日本人の頓知（大小は絵暦ではない；年号さがしを楽しむ）
第４章　日本人のクイズ（どうしてこれが暦？；年号さがしの面白さ　ほか）
第５章　江戸と戯れる（初期の大小；忙中閑あり　ほか）

[日販商品データベースより]

暦が禁制品であった江戸時代、月の大小を知るために、様々な工夫をこらした大小という暦が作られた。本書は興味津々の２００枚を判読する。