「日本」が破綻するとき

先送り国家の行く末を問う

実業之日本社
糸瀬茂　木村剛　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2000年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784408104195

内容情報

[BOOKデータベースより]

瑕疵担保特約・債権放棄・ゼロ金利政策・ペイオフ解禁延期・財政赤字―。この国の金融行政は、かく誤れり。

第１章　国を売り渡した契約書（そごう破綻の意味；私的整理のほうが国民負担は少なくて済んだか　ほか）
第２章　金融危機は去ったか（もはやハードランディングしかない！；ペイオフ解禁のさらなる延期もあり得る　ほか）
第３章　ゼロ金融の功罪（ゼロ金利解除の意味；ゼロ金利でしか生き残れない問題企業のとるべき道は　ほか）
第４章　財政赤字の垂れ流しが招く未来（小渕内閣の経済政策を総括する；「６４５兆円の借金は過大ではない」のウソ　ほか）
第５章　構造改革を妨げるもの（構造改革はなぜ進まないか；「お上頼み」は衰退するだけ　ほか）
第６章　日本再生のシナリオ（不良金融機関を一気呵成に整理する；大規模な規制緩和と公的部門の縮小を同時に行なうべき　ほか）

[日販商品データベースより]

そごう・日債銀問題の是非からペイオフ解禁延期、ゼロ金利解除の功罪まで、この国の金融行政にメスを入れ、あるべき姿を直言する。