- 対訳でたのしむ道成寺
-
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2000年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784827910148
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 円楽への道〜七代目三遊亭円楽半生記〜
-
価格:2,500円(本体2,273円+税)
【2025年06月発売】
- 音羽屋三代
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2025年05月発売】
- 対訳でたのしむ井筒
-
価格:770円(本体700円+税)
【2000年05月発売】
[BOOKデータベースより]
紀伊の国道成寺では、花盛りのある日、新しく出来た釣り鐘の供養が行われる。住職は女人禁制の触れを出すが、日暮れ前一人の白拍子が訪れ、舞を奉納するとの申し出に負けて、寺男は女を中に入れてしまう。乱拍子を踏み、道成寺の縁起を謡いながら舞い続ける白拍子。夜も更け境内が寝静まったのを見すまして鐘に近づくと、とうとう鐘を落としてその中に飛び入ってしまった。境内は騒然となり、住職は道成寺にまつわる恐ろしい物語を始める。昔真砂の荘司の娘は、毎年宿を借りる山伏に裏切られたと思い込み、毒蛇の姿となって、道成寺の鐘に隠れた男を追い、恨みの火焔を吹きかけて鐘諸共に、男を焼き殺してしまったのだった。女の執心が未だに残っていることを悟った僧達は、法力の限りを尽くして祈祷し、鐘を引き上げることに成功する。中にはやはり蛇体に変身した女が隠れていた。激しい争いの末、毒蛇は鐘を焼くはずの炎でわが身を焦がし、日高川の底深く姿を消した。
道成寺
“道成寺”の舞台
装束・作り物
能の豆知識・“道成寺”のふる里・お能を習いたい方に