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- 初期マルクスの疎外論
-
疎外論超克説批判
時潮社
田上孝一
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2001年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784788800038
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[BOOKデータベースより]
本書の目的は疎外論超克説を反駁することである。この説を批判するのは、明らかな謬説であるにもかかわらず、マルクス解釈の世界において、なかんずくわが国において、根強い影響力を保っているからである。本書はこの説を批判することを通して、マルクスにおける疎外論の発展という観点を提示しようと試みる。
序章 『経済学・哲学草稿』と疎外論の運命
第1章 マルクス最初の疎外概念―「父への手紙」と『学位論文』
第2章 対象化と疎外の区別
第3章 疎外と私的所有の因果関係
第4章 『経済学・哲学草稿』と『ドイツ・イデオロギー』の分業概念の差違
第5章 『ドイツ・イデオロギー』の疎外論
第6章 エンゲルスと『ドイツ・イデオロギー』
第7章 『共産党宣言』の真正社会主義批判
第8章 エンゲルスと疎外論の変質
第9章 「物象化」論の虚妄性