- 国際労働力移動のグローバル化
-
外国人定住と政策課題
比較経済研究所研究シリーズ 15
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2000年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784588602153
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[BOOKデータベースより]
多国籍企業による生産の国際化をはじめ、情報通信網の驚異的な発達、世界交通機関の近代化・高速化等々を背景に、国際労働力移動は今日ますますグローバルかつ多様に展開している。その実態を、ヨーロッパにおける新たな動向、アジア・アフリカ・オセアニアの諸事例に探り、また日本におけるブラジル日系人の“デカセギ”を取り上げて矛盾および解決すべき課題を追究する。経済学にとどまらず、歴史学・社会学・文化人類学などの視点も導入して、既存の理論的枠組みを超え、海外調査をベースに取り組んだ共同研究。
序 国際労働力移動―研究方法・経過、本書の構成
[日販商品データベースより]第1部 国際労働力移動の歴史分析(19世紀イギリスにおけるアイルランド人移民の特質―国際労働力移動史の一事例;戦間期ドイツの外国人労働者―ナチス政権成立期)
第2部 ヨーロッパにおける国際労働力移動の新現象(新しい段階を迎えたドイツの外国人労働者・住民問題―1990年代を中心として;「銀世界」をめざすマグレブ系労働者のスペイン定住化―南部輸出農業の展開と二国間労働力需給 ほか)
第3部 アジア・アフリカ・オセアニアの国際労働力移動(マレーシアの経済発展と外国人労働者―エステートのインドネシア人労働者;隙間に生きる人々―あるサモア移民家族のハワイ暮らし ほか)
第4部 国際労働力移動のなかのブラジルと日本(還流型移住としての“デカセギ”―ブラジルからの日系人デカセギの15年;来日日系人労働者の動向―アンケート調査の自由記入回答欄から)
多国籍企業の展開と情報通信の国際化などを背景に,ますますグローバル化する国際労働力移動の実態を,既成の理論枠組みをこえた歴史的研究と海外調査により究明。