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[BOOKデータベースより]
中世後期、帝国が「ドイツ」に縮小した現実に照らして、「ドイツ」とは何か、その範囲はどこまでか、領域と支配権力における「帝国」と「ドイツ帝国」の異同、「ドイツ王」、「ローマ人の王」、「皇帝」の支配権力の質的な違い如何、これら支配者たちの「都市ローマ」、「ローマ帝国」、「ローマ教皇」との関係如何、こうした問題を中世後期の人はどのように認識し、弁別してきたかを明らかにしようとするのが本書である。
序 教皇権とドイツ王権・皇帝権をめぐって―ドイツ中世後期の政治と政治思想
1 普遍帝権と帝権移転論(13世紀教皇庁の帝権移転論―インノケンティウス3世からボニファティウス8世まで;帝権移転論と普遍帝国論―ロエスのアレクサンダーとアドモントのエンゲルベルト;オッカムのウィリアムの帝権論;オッカムのウィリアムの教会的統治権力論;オッカムのウィリアムの王政論;メーゲンベルクのコンラートの帝権論―「傭兵騎士の勧め」と帝権移転・帝権論)
2 ドイツにおける王権と帝権(『レンス判告』と帝国法『リケット・ユーリス』―1320〜30年代のドイツ政治情勢;ルートヴィヒ・デア・バイエルの「王帝」位の正統性とアヴィニョン教皇庁との交渉;Regnun Alemanie et regnum Romanorum seu imperium Romanum―13・14世紀における「ドイツ王国」と「帝国」、「ローマ王権」と「皇帝権」;ドイツ王権・「ドイツ帝国」・帝権―ベーベンブルクのルーポルトの「王国かつ帝国(regnun et imperium)」;rex Romanorumの選挙とimperatorの選挙―ベーベンブルクのルーポルトの『王国かつ帝国の諸法論』とオッカムのウィリアムの『教皇権力に関する八提題』)
終 ドイツ中世後期の政治と政治思想―オッカムの政治著作とドイツ選挙王制