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[BOOKデータベースより]
花見か桜か、どちらが真に日本的なるものか?精神性や悲哀の美学と結びつけられることが多い桜。だが桜だけを見て「花見」に目を向けなくては、日本文化の本質を理解したことにならない。「群桜」「飲食」「群集」の三つを成立条件とする花見は、世界に類のない民衆文化である。本書では、「貴賤上下を超えた共同の幸福の場」としての花見の歴史的・社会学的考察を通して、古来より豊かな社交性で生活に彩りを与えてきた日本人の姿を描き出す。ユニークな「花見論」への挑戦。
第1章 「花見」論へ―「桜」の民俗学を超えて
第2章 外国人が見た花見
第3章 世界に花見はあるか
第4章 花見と近世都市江戸―民衆的日本文化の誕生
第5章 花見の文学
第6章 現代社会と花見
終章 花見の根源を考える―社会人類学・社会心理学的花見論