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[BOOKデータベースより]
大学で学ぶ有機化学と高校で学んだ有機化学の大きな違いは、大学では反応機構について考えることである。たとえば、高校の教科書では、カルボン酸とアルコールからエステルを合成する反応は単に二つの分子から水分子が脱離することによってエステルが得られると記述されている。しかし、このような簡単な反応であっても実際は数段階の複雑な過程を経て進行する。出発原料がまず最初に不安定な観察できないある物質に変化し、次にこの物質が生成物へと変換される。反応式の背後にあるこのような数段階の過程の内容を反応機構とよぶ。本書では反応機構の記述に重点をおいた。反応機構を考えることによって有機化学は暗記するものではなく、理解するものとなる。
1 カルボニル化合物1―炭素‐炭素結合生成反応
2 有機分子の構造と結合
3 カルボニル化合物2―カルボン酸とその誘導体
4 アルカンとシクロアルカン―ラジカル反応
5 立体異性体
6 ハロアルカン
7 アルケンとアルキン
8 芳香族化合物
9 アルコールとエーテル
10 アミンとその誘導体―窒素を含む化合物