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白帝社 沈国威
19世紀中葉、中国の上海で出版された『六合叢談』は、ロンドン伝道会(London Missionary Society)の上海印刷所である墨海書館(London Missionary Society Press)より刊行された月刊誌である。『六合叢談』は出版後すぐ日本にも舶載された。日本では幕府の洋学研究教育機関である蕃書調所により一部削除した翻刻版も作成され(これを官板刪本という)、世界に関する情報をもたらすものとして広く読まれ、幕末・明治初期の知識人に多大の影響を与えた。『六合叢談』は、定期刊行物という出版の形態を日本に導入し、『遐邇貫珍』(1853‐56)、『中外新報』(1854‐61)などと共に「我邦新聞の祖先」と称されるほどで、日本の新聞発達史においても重要な位置を占めている。編著者らが計画していた研究は、近代中国・日本における学術用語の交流と受容の視点から『六合叢談』とその使用語彙について、全面的な考察を行おうとするものである。
研究編(解題―近代東西(欧・中・日)文化交流史研究の資料としての『六合叢談』;『六合叢談』における地理学用語;「黒茶」から「紅茶」へ―『六合叢談』に見える「紅茶」;訳語「化学」の誕生―『六合叢談』に見える近代日中語彙交流 ほか)資料編(19世紀漢訳洋書及び和刻本所在目録;墨海書館の出版書一覧(1844‐1860);『六合叢談』全語彙索引;上海地図(1851・1853))復刻版『六合叢談』(『六合叢談』第1号〜15号)
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
19世紀中葉、中国の上海で出版された『六合叢談』は、ロンドン伝道会(London Missionary Society)の上海印刷所である墨海書館(London Missionary Society Press)より刊行された月刊誌である。『六合叢談』は出版後すぐ日本にも舶載された。日本では幕府の洋学研究教育機関である蕃書調所により一部削除した翻刻版も作成され(これを官板刪本という)、世界に関する情報をもたらすものとして広く読まれ、幕末・明治初期の知識人に多大の影響を与えた。『六合叢談』は、定期刊行物という出版の形態を日本に導入し、『遐邇貫珍』(1853‐56)、『中外新報』(1854‐61)などと共に「我邦新聞の祖先」と称されるほどで、日本の新聞発達史においても重要な位置を占めている。編著者らが計画していた研究は、近代中国・日本における学術用語の交流と受容の視点から『六合叢談』とその使用語彙について、全面的な考察を行おうとするものである。
研究編(解題―近代東西(欧・中・日)文化交流史研究の資料としての『六合叢談』;『六合叢談』における地理学用語;「黒茶」から「紅茶」へ―『六合叢談』に見える「紅茶」;訳語「化学」の誕生―『六合叢談』に見える近代日中語彙交流 ほか)
資料編(19世紀漢訳洋書及び和刻本所在目録;墨海書館の出版書一覧(1844‐1860);『六合叢談』全語彙索引;上海地図(1851・1853))
復刻版『六合叢談』(『六合叢談』第1号〜15号)