シンボル・技術・言語

叢書・ウニベルシタス　６１９
Ｓｙｍｂｏｌ，Ｔｅｃｈｎｉｋ，Ｓｐｒａｃｈｅ．

法政大学出版局
エルンスト・カッシーラー　篠木芳夫　高野敏行　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 1999年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784588006197

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９２７年『シンボル形式の哲学』を完成後、カッシーラーはその解説と一層の発展を期して多くの論文を書いた。本書は、そのうちシンボル・技術・言語・神話・心理学に関する５本の論文と、それをめぐる当時の議論を収め、２０世紀哲学の口火を切った彼の哲学の再検討に資する。

１　哲学の体系におけるシンボルの問題とその位置づけ（１９２７）
２　形式と技術（１９３０）
３　神話的空間、美的空間、理論的空間（１９３１）
４　言語と対象世界の構築（１９３２‐３３）
５　心理学と哲学（１９３２）

[日販商品データベースより]

1927〜33年までの，言語・芸術・神話・数学・科学理論・技術等々にわたる多彩な論文に加え，ナチス以前の学問的雰囲気を伝える当時の議論の記録をも収める。