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- 年月のあしおと 続 上
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講談社文芸文庫 ひG3
講談社
広津和郎
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1999年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061976528
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[BOOKデータベースより]
野間文芸賞受賞作『年月のあしおと』の続篇。父柳浪のことから筆をおこし、五・一五、二・二六、太平洋戦争へと傾斜する暗鬱な時代を背景に、昭和初年前後から敗戦までの苦悩を生きた作家たちとの交流やX子とのことなど著者の辛い記憶を鮮やかに描く自伝的文壇回想記。八十五項上下二巻。上巻には「菊池寛の率直さ」「愛国心とニヒリズム」ほか四十七項までを収録。
柳浪が作家となるまで
先祖の血
「血」の頽廃か
菊池寛と野口雨情
菊池寛の率直さ
小説「女給」の材料
滝田樗陰と嶋中雄作
「女給」騒動
先ず調停のために中央公論社に
菊池の詫状・嶋中の詫状〔ほか〕