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- 法然対明恵
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鎌倉仏教の宗教対決
講談社選書メチエ 141
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 1998年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062581417
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[BOOKデータベースより]
人はいかにすれば救われるか。法然と明恵―鎌倉新旧仏教を代表する両者の思想対決は、私たちを根源的な問いへと誘う。現実か理想か。他力か自力か。そして、生と死の究極の姿とは。最新の宗教学の成果を踏まえ、二人の対決の彼方に宗教のアクチュアルな「力」の再生の可能性を探る、宗教のポストモダン。
第1章 浮かび上がる二つの軌跡(相似形の生い立ち;乖離していく二人の軌跡;両極に立った改革思想)
第2章 明恵―「生の座標軸」(実践哲学としての華厳思想;ひたすらに愛する人;世界はありのままで美しい;末法思想の超克)
第3章 法然―「死の座標軸」(絶望の時代に投げこまれて;救いの発見;濁世の革命家)
第4章 交叉する座標軸(対決の構図;身体化する思想;重なり合う座標軸;日本仏教の再生へ)