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- 時計つくりのジョニー
-
Johnny the clockmaker.
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 1998年07月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784772101479
[BOOKデータベースより]
ジョニーは手先が器用で、ものを作るのが大好きな男の子。ある日、ジョニーはほんものの大時計を作ろうと心に決めます。ところが、両親や先生は「そんなことできっこないよ」と、まるで相手にしません…。はたして、ジョニーの大時計はできあがるでしょうか。
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小さな男の子ジョニーは、とても手先が器用。かなづちで釘を打ったり、のこぎりで木を切ったりして、物を作るのが大好きです。でも、お父さんもお母さんも、ジョニーの器用さに気づいていません。「あの子ときたら! またバカなことをやっている」ジョニーが何かを作りはじめると、必ずそういうのでした。ある日、ジョニーは大きな振り子時計を作ろうと思い立ちます。わくわくしてお父さんとお母さんにそのことを話しますが、まともにとりあってはくれません。学校の先生にさえ、まだ小さいジョニーにそんなことは無理だといわれてしまうし、学校の友だちにもバカにされる始末。それでも、自分の手で大きな振り子時計を作りたいジョニー。そのためには、時計の材料となる歯車や振り子を手に入れなければなりませんが――小さな男の子ジョニーが、夢を叶えるために奮闘するその姿がとても愛らしい一冊。童話的でわかりやすく、メリハリがあってエンターテイメント性も高いストーリーで、誰にでも安心してオススメできる作品です。学校の友だちにも、先生にも、両親からさえ笑われながら、それでも夢を叶える意志を曲げないジョニーの強さには、子どもから大人まで、誰もがきっと励まされるはず。ジョニーは果たして、大きな振り子時計を完成させることができるのでしょうか?小さな少年の抱いた大きな夢は、やがて思わぬ形で彼の名を国中に知らしめることとなるのでした。
(小説家 堀井拓馬)
海洋冒険絵本チムシリーズの著書で知られるエドワード・アーディゾーニの作品。
1960年にオックスフォーフォード大学出版から、初版が出版されています。
主人公は、手先が器用なジョニーという男の子。
小学校低学年という設定あたりかと思いますが、かなづちやのこぎりを使い始めると、お父さんもお母さんも、「また、ばかなことをやっている」と言うのです。
大時計を作ると言ったら、両親ばかりでなく、学校の先生まで否定するのには驚きです。
時代背景もあるのかも知れませんが、今だと見受けられない設定だと思います。
この絵本で一番気にいったのは、大時計の説明図のページ。
小さい頃、こうした作図をわくわくしながら眺めるたことがある人も多いことではないでしょうか。
結局上手く作れなかったりするのですが、好奇心を持って取り組むことに意義があったのだと思います。
学校の友達のいじめにあいつつも、ジョニーは大時計を完成させます。
貫き通すことの大切さも語りかけてくれる作品ですが、やはり時代背景の違いが遺憾ともしがたく、若干の違和感を持つお子さんもいることでしょう。
小学校低学年向けの古典的作品で、評価が難しいところです。(ジュンイチさん 40代・東京都 男の子12歳、男の子6歳)
【情報提供・絵本ナビ】