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- 太平記
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 1998年06月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784002603469
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[BOOKデータベースより]
太平記ほど、世に不可思議なる書籍はあるまじきなり。…将来においても亦不可思議の功力あるは知るべきのみ―半世紀をこえる南北朝の乱世、権力者から名もない庶民まで2000名の登場人物の運命を、情趣的な日本の美文学とは異質の、雄大な構想をもって描きだした批判的かつ思想的な軍記文学「太平記」全体を読みとく。
『太平記』の「五不思議」
『太平記』の構想―南北朝内乱の全体像
後醍醐天皇―「公家一統」の政治
大塔宮護良親王―「武家よりも君のうらめしくわたらせ給ふ」
楠正成―「悪党」の戦術・戦略
新田義貞―藤嶋城の戦い
足利尊氏―「猶々とくとんせいしたく候」
佐々木道誉―「婆娑羅」の世界
高師直―乱世の梟雄
『太平記』の思想
怨霊の跳梁
「溢レ者」の世界
落書の時代
『太平記』の成立と作者
『太平記』の終焉