ダーウィンのブラックボックス

生命像への新しい挑戦
Ｄａｒｗｉｎ’ｓ　ｂｌａｃｋ　ｂｏｘ．

青土社
マイケル・Ｊ．ベーエ　長野敬　野村尚子　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 1998年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784791756339

内容情報

[BOOKデータベースより]

進化論の究極の謎。生物というブラックボックスを開き、細胞内の分子、遺伝子のＤＮＡ、さらにその分子構造そのものを解明し続けてきた分子生物学。しかし分子レベルでの生物システムの精密さと複雑さは、それらの起源をどう説明するかという課題を化学者にもたらした。ダーウィン以来の進化論を分子生物学から問い直し、生命の謎の解明に対して一つの解決を提案する。

第１部　ボックスを開く（ミクロの生物学；ボルトとナット）
第２部　ボックスの中身を検証する（漕げや漕げ、君のボートを；血液中のループ・ゴールドバーグ；ここからそこまで；危険な世界；「飛び出し注意」）
第３部　細胞ボックスが語るもの（刊行か、破滅か；知性あるデザイン；デザインをめぐる問題；科学、哲学、宗教）