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[BOOKデータベースより]
ボクは女の人のようすを、ずっとうかがっていました。おちついたふりをして、手をペロペロなめながら。きっと、いまにゆだんをするはずです。女の人は、オリのとびらをあけるために、ぼくを地面におろしました。そのしゅんかん、ボクは力いっぱい走りだしました。ボクをつかまえようとする手を、右に左によけながら、とうとう、外にとびだしたんです!ボクは道をどんどん走りました。小学中級から。
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訳者が私の好きな千葉茂樹さんだったので息子に読み聞かせした本です。
両親は船旅へぼくは夏休みのキャンプへそして犬のラッキーはペット・ホテルへ預けられます。
最近では子どものみ参加のキャンプも増えてきましたので、あまり違和感はないのですが、両親がその間に船旅というのがいかにも外国物という気がしました。
タイトルの通り、ラッキーは脱走します。
そしてそれを知ったぼくは?
ぼくの気持ち、ラッキーの気持ちがそれぞれ語られ、臨場感もたっぷり。
愛犬と離れ離れになるというのは、最近「アバラーのぼうけん」で読んだばかりなので、親近感のある話でもありました。
「アバラーのぼうけん」よりも、見つけ方は今時ではありましたけどね。
こういうお話は感動的ではありますよね。
笑いあり、思い通りにいかないこともありと、楽しめました。
小学中級からとありましたが、ページ数も少なくて、あっという間に読めてしまい、息子は「えっ!もう終わり」という反応でした。
あとがきには、この前の作品があるようなので読んでみたいと思います。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】