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[BOOKデータベースより]
旅をすみ家とし、大自然のなかで、生き、死ぬことをめざした松尾芭蕉。混迷する現代に生きる日本人をいまも衝つ芭蕉の真実の詩の在り処を探る、現代詩人の野心的な試み。
野ざらし紀行―真実発見の手段
笈の小文(「狂ひ俳句」宣言;「造化」にしたがって)
芭蕉の奈良―仏教のその奥にあるもの
おくのほそ道(縄文の人と神を求めて;宇宙の機能相同体出現)
芭蕉七部集―低きに環る
芭蕉の「造化」(時空を超える本質世界;宇宙との合体)
芭蕉の世界―夢は枯野を