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- 年月のあしおと 上
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講談社文芸文庫 ひG1
講談社
広津和郎
- 価格
- 1,078円(本体980円+税)
- 発行年月
- 1998年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061976092
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[BOOKデータベースより]
明治大正昭和の文学的追想、殊に大正から昭和の時代風俗、文壇の裏面史をぎっしりと埋め込み、芥川龍之介をはじめ同時代の作家の風貌をいきいきと捉えた自伝的文壇回想録。正篇を上下二巻に編集、上巻には大正四年終生の友人・宇野浩二との親交を深めた三保松原の旅行、父柳浪が病気療養のため東京から知多半島師崎に転ずる前後までを収録。野間文芸賞、毎日出版文化賞受賞。
私は牛込矢来町で生れた
泉鏡花と雨蛙
紅葉の白足袋、鏡花の畳つきの下駄
物心地のつく頃
母の想い出
最初の自己嫌悪
村山家の茶の間
犬の世界
中村吉蔵
永井荷風〔ほか〕