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[BOOKデータベースより]
春が訪れるまえに立ちどまっていたい、冬がある。市川里美が贈る冬の物語。
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ロージーはおばさんの家で3人のいとこと冬を過ごすことになります。雪の閉じ込められてしまうこともあるけれど、いなかでは家のまわりにお楽しみがいろいろあります。寒くて外に行けない時にはゲームをしたり、お話を聞いたり。
4人の子供達が聞くお話まで楽しめて、2倍嬉しい本です。
私も子供の頃は、家族や親戚と暖かい部屋でこんなふうに楽しく過ごしていたような気がするなあ。いとこ達とイヌッコロのようにあそんだなあ。という郷愁を誘う本でした。描かれているのは、多分イギリスのいなかなのになぜでしょう。
市川里美さんの絵のせいでしょうか。生き生きとした表情の子供達。細かい所まで書き込まれた家の様子。雪の冷たさが伝わり、枯れ葉を踏む音が聞こえてきそうな外の風景。彼女の絵には、いつも引きつけられます。(えっこさん 40代・東京都 男の子11歳、女の子8歳、女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】