- 遺伝子のたくらみ
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ヒトは恋せずに生きられない
PHP文庫 こ23ー1
- 価格
- 565円(本体514円+税)
- 発行年月
- 1997年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569570617

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 『あなたが恋をするのは、遺伝子に操られているからだ』という説を出したイギリスの生態学者:リチャード・ドーキンス氏の「利己的な遺伝子」という理論を分かりやすく解説したものです。 これを読むと、人とは「人間の身体という自動車」を「遺伝子という運転手」に動かされているものだということに気付くことになるでしょう。小さな文庫本ですが、これはもう人生観が変わるほど興奮した本です。 中でも「ミツバチの働き蜂はメスなのに、自分では子を産まないで自分の姉妹である1匹の女王蜂に生ませる理由」だ。これを「3/4仮説」というもので説明しているのですが、目から鱗物でした。もちろん蜂ではないので真実は分かりませんが最も確からしいと思えます。この他にも私たちの日常の行動や現象も「利己的な遺伝子」の仕業といわざるを得ないようなことがあふれています。今こうやってこの本のことを書いているのも脳細胞の中にある遺伝子の仕業です。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 “あなたが恋をするのは、遺伝子に操られているからだ”という説を出したイギリスの生態学者:リチャード・ドーキンス氏の「利己的な遺伝子」という理論を分かりやすく解説したものです。 これを読むと、人とは「人間の身体という自動車」を「遺伝子という運転手」に動かされているものだということに気付くことになるでしょう。小さな文庫本ですが、これはもう人生観が変わるほど興奮した本です。 中でも「ミツバチの働き蜂はメスなのに、自分では子を産まないで自分の姉妹である1匹の女王蜂に生ませる理由」だ。これを「3/4仮説」というもので説明しているのですが、目から鱗物でした。もちろん蜂ではないので真実は分かりませんが最も確からしいと思えます。この他にも私たちの日常の行動や現象も「利己的な遺伝子」の仕業といわざるを得ないようなことがあふれています。今こうやってこの本のことを書いているのも脳細胞の中にある遺伝子の仕業です。
[BOOKデータベースより]
遺伝子を通して見れば、人間の行動の不思議もすんなりナットク!遺伝子は肉体を借りて人間をあやつる陰の主役なのだ。進化論の基礎から利己的遺伝子説まで、話題の最先端生物学をやさしく解説。
1 天はサルの上に人を造らず―進化論再検証
2 なぜシンカを起こるのか?―突然変異と遺伝子
3 本能とはかくも恐ろしきものなり―動物達の生き残り戦略
4 ダーウィンの置きみやげ―血縁淘汰説
5 誰のために恋するのか?―利己的遺伝子説
6 「本当の恋」って何だろう?―遺伝子で解く恋愛論