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[BOOKデータベースより]
徳川慶喜は、逃げていない！「自分一人でやる」と力み、将軍だけに許される、大政奉還の全責任を、したたかに果たした。その強固な意志は、維新後の極限に近い悪罵と侮蔑、永久追放の長い長い日々に堪えた。ひたすら徳川家のために数奇な運命を担った京都番の末孫が今明らかにする“最後の将軍”の幕末大喧嘩の真相。「武者語り」による、知られざる維新史。
逃げなかった最後の将軍―徳川慶喜
武家と筋目―将軍の影武者
柳営讃歌―江戸前城細見
武門世譜―武者語り文学
徳川慶喜を読む年譜
そのついで