なぜヒトの性だけ複雑になったのか

あくなき快楽を求める人間のｓｅｘの不思議
Ｋａｗａｄｅ夢新書　Ｓ１２７

河出書房新社
大島清　

• 価格: 734円（本体667円＋税）
• 発行年月: 1997年07月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784309501277

内容情報

[BOOKデータベースより]

巨大な脳を手に入れたヒトは、生殖目的のセックスに飽き足らなくなり、自由で気持ちよい性に目覚める。やがて始まった性の逸脱。ＳＭ、ロリコン、フェティシズム、若年化、セックスレス…。私達の性はどこまで複雑化するのか。

１　不倫、同性愛、セックスレス…多様な性に遊ぶヒトの不思議―ヒトの性はこうして複雑化した
２　森を捨て、毛皮を脱いだサルは年中発情するヒトになった―進化はセックスを一変させた
３　なぜ女は男を、男は女を求められずにいられないのか―脳、遺伝子…男と女はここが違う
４　快楽を知ったヒトの脳は生殖を「性愛」へと昇華させた―ヒトは両耳の間でセックスする動物
５　全身を貫く快感の震源地はどこか―深い絶頂感に酔える性システムの秘密