- 「複雑系」とは何か
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 1996年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061493285
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[BOOKデータベースより]
21世紀を解く最大のキーワード「複雑系」。生命、自然、物質、社会、経済。あらゆる事象を取りこみ展開していく新たな「知」のパラダイムとは。最先端科学の現場にあなたを誘う恰好の入門書。
プロローグ 失われた「世界」を求めて
[日販商品データベースより]1 「複雑系」のほうへ(「複雑」とはどういうことか;いま、なぜ「複雑系」なのか)
2 花咲く「複雑系」の影に(「複雑系」のフロンティア;人工生命の複雑な未来;コンピュータの中の遍歴)
3 囚われの科学、逃げ去る自然(「科学」とは何であったか;秩序と混沌のはざまで)
エピローグ 見出された「世界」
21世紀を解く最大のキーワード「複雑系」。生命、自然、物質、社会、経済。あらゆる事象を取りこみ展開していく新たな「知」のパラダイムとは。最先端科学の現場にあなたを誘う恰好の入門書。
〈世界〉の大転換――「複雑系の科学」という出現しつつある新しい科学は、ひょっとすると過去300年にわたり――いや、その根本動機は2千数百年前のギリシアにまでさかのぼる――〈世界〉を改造してきた西欧近代科学を、根底から変革するものになるかもしれない。そのことは、私たちのものの見方や社会のあり方にまで、転回を促すことになるだろう。これほどの大転換の時期に遭遇できる機会など、人類史上めったにあることではない。もちろん、転換には長い時間がかかるだろう。50年ですむかもしれないし、100年かかるかもしれない。だが、私たちはまちがいなくこの転換の入口にいる。科学の諸分野でさまざまな予兆が現われている。「複雑系の科学」の“すごさ”はこの転換を予感し、名づけえない〈世界〉の真実に何らかの形と名前を与えようとしている、その努力にある。――本書より