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[BOOKデータベースより]
聖なるものへの覚醒とはなにか。エロチシズムとはなにか。熱き情念に突き動かされながら、人間の思考のあり方を問い、その限界の彼方を指し示した人バタイユ。ヘーゲルを頂点とする西欧文明における理性の体系に対し、彼は「非―知」「好運」を看板に掲げて果敢に戦いを挑みつづけた。現代のヨーロッパはいまだ彼が投げかけた問いのなかにあるといえるだろう。そこにバタイユの思想を問う意味があるのだ。「死とエロチシズム」の思想家といわれて久しい彼の活動の全貌を新たな視点から明快に解き明かす、若い読者のための入門書。
第1章 信仰と棄教(生涯と作品;ベル・エポックと父親 ほか)
第2章 聖なるものと政治(スペインからシュルレアリスムへ;『ドキュマン』時代の試み―低い唯物論 ほか)
第3章 極限へ(「力への意志」から「好運への意志」へ;「非―知の哲学」 ほか)
第4章 明晰性の時代(冷戦構造と核戦争―政治・経済の問題;文学の至高性 ほか)