- テクノクラートの世界とナチズム
-
「近代超克」のユートピア
Minerva西洋史ライブラリー 17
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 1996年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623026524
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 保守革命とナチズム
-
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2004年04月発売】
- ナチズムと歴史家たち
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2001年08月発売】
- 写真でたどるアドルフ・ヒトラー
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2017年09月発売】
- 「ロシア精神」の形成と現代
-
価格:6,050円(本体5,500円+税)
【2024年12月発売】
- ヴィクトリア朝ロンドンの日常生活
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2023年12月発売】
[BOOKデータベースより]
技術的合理性の担い手である技術者、テクノクラートは、なぜナチスに加担し、政治的非合理主義の道具と化して、その野蛮な犯罪の遂行に貢献することになりいたったのか―。一九世紀末葉からワイマル期をへてナチズムへと暗転する激動の時代、W.ラーテナウとW.v.メレンドルフの思想形成を緻密に跡づけ、テクノクラートとナチズムをめぐる問題にメスを入れる。ナチズムを生んだドイツ近代化の諸矛盾と、テクノクラートたちの葛藤を描破した、「ナチズムと近代」の核心を衝く書。
序論 問題の所在と本書の課題
第1章 ドイツの技術者運動とテクノクラシー思想の形成
第2章 ラーテナウの近代批判―ドイツ・ユダヤ人として
第3章 テクノクラートのユートピア―ラーテナウの社会改革論
第4章 エンジニアの理想主義―W.v.メレンドルフの場合