- ヘレン・ケラー
-
暗闇から光を投げかけた愛の天使
小学館版学習まんが人物館
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 1996年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784092700055
[BOOKデータベースより]
第1章 光の日び
第2章 暗やみの少女
第3章 サリバン先生
第4章 流れこむことば
第5章 ひらけゆく世界
第6章 ふたりの旅路
暗闇から光を投げかけた愛の天使!
「あなたのランプの灯を、もう少し高くかかげてください。見えない人びとの行くてを照らすために・・・」今もなお世界の人々に呼びかけているヘレン・ケラーの声は、世界の障害者たちに愛と勇気を与えつづけています。ヘレン・ケラーは、1歳半のとき、原因不明の高熱のため、三重苦の不幸にみまわれました。暗闇の底にいたヘレンが6歳の時、家庭教師としてサリバン先生が招かれました。野性児のようなヘレンを見たサリバン先生は、彼女を感受性豊かな人間に育てようと決心します。深い愛情と血のにじむような努力の教育が始まりました。少しずつ心の窓を開いていったヘレンは、文字を覚え、ことばを覚え、発声法まで獲得します。そして三重の苦を背おいながら、女学校へ入学し、大学まで卒業して「奇跡の人」といわれるまでになりました。大学を卒業したヘレン・ケラーは、日本をはじめ全世界の国ぐにを周り、87歳の生涯をかけて、自分と同じような苦しみの人びとを勇気づけました。ヘレンの活躍のかげには、サリバン先生のすべてをかけた教育と、両親の愛の力、ベル博士を始め、まわりの人びとのあたたかい協力があったのです。「三重苦の聖女」ヘレン・ケラーの生涯を、まんがで描いた最新の伝記です。
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【1996年04月発売】
このシリーズ、小2の息子とかなりハマって読んでいます。
漫画ではありますが、事実に基づいて描かれているのと、
漫画自体も変に崩したイラストとかではないので、内容に集中して
読み進めることが出来ます。
恥ずかしながら、ヘレン・ケラーと言えば、目と耳が聞こえない人、
という情報しかなかった私。
目と耳が不自由になったのは、子供の頃の高熱が原因だったということも、
この本を読むまで知りませんでした。
サリバン先生との出会いから、わずか1ヶ月で言葉の意味が理解
できるようになったヘレン。そのシーンはとても感動的で、思わず
涙ぐんでしまいました。
目が見えず、耳も聞こえない世界を想像できますか?
巻末に、晩年のヘレン・ケラーの顔写真にヘレン・ケラー自身が
書いたサインが入った物が掲載されているのですが、
見えない聞こえない話せないの三重苦の人とは到底思えません。
目が見え、耳が聞こえ、話せることがどれほど幸せなことか!
最後までヘレン・ケラーに尽くしたサリバン先生のことも、
さらに知りたくなりました。子どもに是非読んで欲しい一冊です。(どんぐりぼうやさん 30代・東京都 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】