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[BOOKデータベースより]
佐倉宗吾以来、日本の「直訴」は命を賭ける非常手段だった。隣国、朝鮮の王たちは、城を出て各地を巡り、生活の不安や不満を王に訴える、文字も知らない奴婢たちの声をじかに受け止めた。これこそ儒教の徳の体現、と王たちは考えた。王政復古の過程で確立された日本固有の「一君万民」思想―「君主」と「民」の一本軸の関係は、儒教の継承者・朝鮮王朝にこそ見いだされる。「一君万民」思想の変遷を、一八世紀の李氏朝鮮の時代から、抗日期まで描く。
はじめに 「一君万民」とは何か
1 一八世紀の朝鮮と日本(その前史と背景;英祖の政治;正祖の時代;同時代の日本―幕藩体制下の閉塞状況)
2 一九世紀の朝鮮と日本(「民乱」の一九世紀;正祖を継ぐ思想家たち;同時代の日本―明治天皇の巡幸と行幸)
3 大韓帝国と日本(抗日のエネルギーへ)
おわりに―「一君万民」の行方