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- 江戸の貨幣物語
-
東洋経済新報社
三上隆三
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 1996年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784492370827


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[BOOKデータベースより]
金銀銅の三つの貨幣が同時に流通し、しかも変動相場制で動いていた世界で唯一の「三貨社会」―江戸。信長に始まり家康によって完成をみる江戸期貨幣制度は、奢侈追求による財政赤字や素材の枯渇によって、時代を経るごとに少しずつその様相を変えながらも、世界的水準をいく貨幣経済社会を展開することになる。本書は、時代相を反映するエピソードや狂歌・川柳などもまじえながら、三貨制度の発足から外圧(異国貨幣)によって幕府が崩壊するまでを描いた、江戸期貨幣の栄枯盛衰の物語である。
第1章 輸入銭の時代―三貨制度の構想
第2章 金貨・銀貨の経済学―世界で唯一の「三貨」制度発足
第3章 家康と江戸の貨幣―三貨制度の確立
第4章 米遣いから金遣いへ―三貨制度の運営
第5章 財政赤字に苦しむ幕府―三貨制度の展開
第6章 奇蹟を生んだ新種銀貨―三貨制度の変容
第7章 「外圧」に崩れ去る幕府―三貨制度と異国貨幣