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[BOOKデータベースより]
本書は、アントニオ・グラムシの政治思想を国際関係に本格的に適用した重要な学問的試みである。著者は、1970年代以降の日米欧委員会のトランスナショナルな活動を具体的な研究テーマとして、米国のヘゲモニーの持続力と限界、そしてその変容の下での現代国際関係における先進国間の政治経済的協力の変遷を深く解明しようとしている。著者の問題関心は、従来の国家中心型国際関係史観を鋭く批判するところにある。そのなかで強調されているのは、国境を超えて地球化する市民社会の歴史的意義である。
第1章 国際関係の理論とパースペクティヴ=序論
第2章 現実主義と自由主義のパースペクティヴ
第3章 マルクス主義のパースペクティヴとヘゲモニー
第4章 米国のヘゲモニーの衰退―神話と現実
第5章 米国中心のトランスナショナル・ヘゲモニー?
第6章 国際関係に関する私的な協議会と日米欧委員会
第7章 三極主義の理論と実際
第8章 ヘゲモニー・知識・国際主義の限界