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- 死の風景
-
ヨーロッパ歴史紀行
講談社学術文庫 1192
講談社
立川昭二
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 1995年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061591929
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[BOOKデータベースより]
死のかたちは時代や社会により異なる。歴史にみる飢餓やペストによる死は集団的・瞬時的であり、現代のガン死や交通事故死は個別的・散発的な死因構造を持っている。人類の歴史の中で、死の諸相は文明や風土とどうかかわってきたのか。近代医学誕生の契機となった大疫病の爪痕の残る古都を歴訪、ひたすら健康を希求して死を忘れようとする現代人が見失った「生と死の尊厳」を感銘深く説いた名著。
死のかたち―機内で
生と死の境い―カイロ
飢えと肥満と―ルクソール
悲しみの女神―アテネ
のこされた病歴(カルテ)―テーベ
蛇の夢―エピダウロス
少女の墓―アテネ
血と骨―ローマ
「汚れた者」―アッシジ
死の勝利―フィレンツェ〔ほか〕