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- 恐竜の名はアンコザウルス
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 1995年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784036100507
[BOOKデータベースより]
とうちゃんは大判焼きや「アンコザウルス」を経営しながらロック歌手をめざしてる。
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息子が先に読んでいました。
私も読んでみたら登場人物のとうちゃんがとてもエネルギッシュで魅力的でした。
矢沢永吉に憧れてプロのロックン・ローラーを夢見て、普段は大判焼き屋を営んでいるとうちゃん。かあちゃんはタクシーの運転手です。
商店街のある下町らしい雰囲気が昭和っぽい感じで懐かしい感じがあります。
それと、担任の先生が学年の途中で妊娠してしまったことをみんなが批判的に見ている中、自然な営みと言って男はそんな時どーんと受け止めてやると言うとうちゃんに男気を感じました。
と言ってもとうちゃんが主人公というわけではなく、5年生のぼくが主人公で友だちのこと、いじめのことなども出てくるのですが、深刻さはなく、むしろ暖かい独特な雰囲気の中で描かれています。
上條さなえさん、今まで読んだことがなかったのですが、他の作品も読んでみたいという気持ちになりました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】