- サンタクロースのおくりもの
-
世界の絵本ライブラリー
Father Christmas and the donkey.金の星社
エリザベス・クラーク ジャン・オームロッド 戸田早紀- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 1994年11月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784323015033
[BOOKデータベースより]
クリスマスイブの、とてもさむい夜。ひとりぼっちの、としおいたロバが、たべものをさがして、こおりついた草地をさまよっていました。ロバにはだれひとり、クリスマスを祝ってくれる人はいません。すると、どこかとおくの空から、銀の鈴の音と、ひづめの音が、きこえてきました。そう、サンタクロースがやってきたのです。すてきな友だちと、あたたかなプレゼントを、だれよりも必要としていたロバに、とてもすばらしいことがおこります。
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このお話を書こうと思った作者も絵を描かれた方も、とても丁寧に本にしてくださったのだなあ、と心を打たれます。訳の日本語も、声にのせやすい、言葉遣いです。
イブの夜から始まる場面は、夜らしい静けさに満ち、少ない色使いは、物語と向き合う丁寧な気持ちを呼び起こしてくれます。サンタクロースの衣装に白が選ばれていることも、クリスマスの真髄をを際立たせていて、年老いたロバに起きる奇跡を、心から祝福できるのです。
最後のプレゼントがもたらされる夜明けに向けて、ほんのりと色使いが暖かく明るくなっていくのも、なんと素敵でしょう!
全編にほどこされている銀の縁取りも目を見張ります。
子どもと一緒に寝る前に本を読んでいたときに、出会いたかった本でした。(あさやんさん 50代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】