- 変身
-
- 価格
- 847円(本体770円+税)
- 発行年月
- 1994年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061856981
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ユーザーレビュー (7件、平均スコア:4.1)
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デニーズ
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東野作品の真骨頂。
セリフが上手い。もちろん東野作品はどれも一級品ですが、この作品は短いながらも切れ味が違う。
「白夜行」のような大作もいいけど、やっぱりこう言う短くてさっぱりした作品もいい。
ぜひ東野作品を読んだことのない人はこれを皮切りに読んでいってほしいです。
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あおひなレストラン
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描写の巧さ
脳移植を受けた男の人格が徐々に変貌する様を、一人称で描いています。
さらっと描いていますがかなり難しいことをしているのでは?と思いました。
ミステリとしての謎解き要素はあまりないです。
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天然うさぎ
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切ないです。
いわゆる好青年と呼ばれるような人間がまったく性質の違う人間の脳を移植をされてしまうことによって、人格が変わってしまいます。
やるせない気持ちになりました・・・
東野作品の中ではベスト3に入る本です。
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sige
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こうなったら怖い!
脳移植手術をしたら、一体どんな事が起こるだろうか、という実験小説みたいな作品だと思う。単純に考えても「記憶はドナーの記憶」「思い出もドナーの思い出」だと思うので、移植後に意識が戻ったときは、元の自分は消滅しドナーの意識が復活するはずだと思うのだが・・・。名前を聞かれたら、ドナーの名前を名乗るはずだ。
作品では、日を追うごとに性格がどんどん変わって行く様子が緊張感を増してくれる。
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美湯
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こわ!
こんなことが現実にあったら、怖い。
私なら耐えられないと思う。
最後は、「あー、よかったな…」と
納得のいく結末でした。
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まろん
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まさしく!
脳移植によって性格が変わっていく…
まさしく変身ですね(._.)φ
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QOGMA
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じわじわ
この小説、ひたすら怖い。主人公の人格が徐々に変わっていく。読み手としてはやはり自分の身に置き換えて読んでしまうので、自分が自分でなくなるのを阻止できないという状況を想像すると、こわい。その中で必死にもがく主人公、周りの人々。あらがえないわれわれの人生と重なって感じられるのは、私だけだろうか。
[日販商品データベースより]
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。