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- 統一ヨーロッパへの道
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シャルルマーニュからEC統合へ
The idea of European Unity.
岩波書店
デレク・ベンジャミン・ヒーター 田中俊郎
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 1997年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784000015158


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[BOOKデータベースより]
1993年11月、EC(欧州共同体)はEU(欧州連合)へ統合の新たな一歩を踏み出した。わが国では、1950年代に始まったこの統合の流れを、市場統合・通貨統合といった経済的側面からのみ分析し、その歴史的・思想的背景を軽視する傾向がある。そのため、14世紀以降なんども表明されてきた、ヨーロッパ統一への人々の願いと構想はほとんど知られていない。シュリー、サン・ピエール、カント、ルソー、サン・シモン、クーデンホーフ・カレルギーらの統一構想と、実際に統合の扉を開いた人々の軌跡を追うことにより、ときおり足踏みをしながらも、前進を続けるヨーロッパ統合の「理念」について考える。
第1章 序論―中世にさかのぼる起源
第2章 アンリ四世の威光のもとに
第3章 ふたりのクウェーカー教徒
第4章 サン=ピエールとルソー
第5章 英国をモデルとして
第6章 第一次世界大戦の影
第7章 EC統合の実現に向けて
第8章 結論―永続的な諸問題